英語で論文を書く意義

日本語は非常に稀な言語であると最近感じます。

これまで、技術論文を日本語で執筆してきました。日本人であるが故、当然の事です。私は土木学会他に所属していますが、最上位の規格として審査論文が用意されています。何処の学会も似たり寄ったりと思います。執筆はもちろんの事、受理されるのはかなり大変で、労力は半端ありません。

さて、冒頭の「日本語は稀有な言語」と感じる経緯です。過去数編受理されていますが、例外なく発刊後外部からの問い合わせやアクセスがありません。一方、英文論文には大きなインパクトがありました。実体験として、様々な要請が舞い込みました。next論文、Journal編集委員、査読者、Keynoteレクチャー、特別講演、共同研究参画などなど、枚挙に暇がありません。その中で一番驚かされたのが、国際学会特別講演への招待でした。何と、往復航空券・ホテル代込みという美味しい要請でした。この種の要請は1ヶ月に2~3件ほど継続的に舞い込んできます。この違いは何なのだろうか?

この疑問が英文執筆を強く意識するようになった原点です。世界中には多くの研究者がいます。もちろん、私の専門領域にも数多くの研究者がいることでしょう。英語にする事で、彼らの目に触れる機会が格段に上がる事が要因と思います。学術の世界でも世界に研究内容を発信したいなら英語でなければだめだという事です。ただし、私のように留学経験もない英語レベルでは、微に細に入った英語表現はかなり厄介です。AI翻訳では、未だその域には達していないと感じます。だから、ネィティブによる論文校正がビジネスになるのでしょう。

ところで、米国の非営利団体ORCID Inc.が運営する研究者の識別番号ORCIDがあります。16桁の個人コードであり、研究業績等が登録されています。近年では、国際Journalに投稿する場合、事前登録を求められることが少なくありません。ちなみに、私の番号は、ORCID : 0000-0002-5098-3784です。試しに覗いてみてください。

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