中学・高校と卓球をやっていましたが、大学生になって弓道(和弓)を志しました。袴・胴着・足袋といういで立ちに憧れたことも一因です。
弓道では、矢を的に当てるのみならず、道場での立ち振る舞いや礼節を重んじます。加えて、射形や平常心(的に当たっても一喜一憂しない)など奥深いです。
良く練習しました。部活だけでは飽き足らず、親元に帰省した際には、某実業団チームに参加させてもらい武者修行です。実は、これが私の弓道経験値を大いに高めた要因です。大学弓道部では、高校での経験者も数名いましたが、それ以外はドングリの背比べです。上手くなろうとすれば、大学の道場での練習だけでは足りません。実業団では例外なく皆さんが上位有段者で、筆頭は教士七段だったと記憶しています。彼らの射形をよく観察することから始め、黙々と練習です。その内、声を掛けてくれるようになり、種々教えを請いました。部活のように手取り足取りはありませんが、先達の話を聞くのも大きな刺激でした。大学の夏季・冬季休みは欠かさず参加させていただきました。その甲斐あって、上達したと思います。
使用した弓は、直心(グラスファイバー製:伸、19kg)です。矢はアルミシャフト、弦を引くゆがけは鹿革製です。矢は矢筒に入れて持ち運びますが、日曜大工よろしく自作しました。
ちなみに、大学3年生の冬に全日本弓道連盟参段を取得しました。当時、大学生で取得できる段位としては大学院で四段までと言われていましたので、そこそこ上位と思います。段位取得には、学科試験と実技があります。
余談ながら射位から的まで28mあり、的の大きさは直径36cmです。必ずしも高段位者の的中率が高いとは限りません。そこが面白いところです。弓道部時代、合宿で百射会が開催されますが、2年時の夏・冬合宿で優勝したのは良い思い出です。一方、3年生の夏頃から過度な練習(?)で右肘を故障したのは辛い思い出です。